労働安全衛生法とストレスチェック

2015年の終わりに新しく整備された制度に、ストレスチェックというものがあります。
労働安全衛生法に改正によって新しく設けられたこの制度は、従業員50人以上の事業所に年一回ストレスチェックを実施させるというものです。
全従業員が対象で57項目の設問に四段階で回答します。
その結果、高ストレス状態であると判断された人に対しては医師への受診を奨めたり、残業の削減などを措置を行うというものです。
労働の激務による鬱や自殺への対策として、早めに自身の精神状態を把握しておくということで始められた制度です。

 

しかし2015年の終わりと言えばマイナンバー制度で揺れた頃で、このストレスをチェックするという制度はそもそも知らないという事業所が数あります。
また制度についても十分な検証がなされる前に始まったという面もあり、制度が浸透するにはまだまだ時間がかかりそうです。

 

しかし第一回は2016年の11月までに実施しないといけないためそういった事業所も意識していく必要があるでしょう。
ストレスチェックのマニュアルはPDFで数千KBのファイルで確認できるので、興味のある人は調べてみましょう。
従業員、あるいは自分自身の精神の健康を保ち、よりよく働けるように指導していくには必要不可欠と言えるでしょう。
40代50代と言うと、病気は糖尿病や高血圧といった面にばかり目が向きがちですが、この精神の健康も同等以上に気を付けるようにしましょう。